女子プロゴルファーの菅沼菜々(すがぬま なな)さんは、インスタにアップする画像、試合中に見せる体育すわりと指で作るハートがかわいいと評判です。
黄金世代とプラチナ世代に挟まれた谷間世代のゴルファーの一人として今後が期待されていますが、2020年6月に「広場恐怖症」という不安障害であることを公表し、プロゴルファーとしてこの病気と向き合っていくことの決意を表明しています。
ここでは、菅沼菜々さんのかわいいウェアや体育すわり、ハートの他、スイングや不安障害などについて紹介します。
菅沼菜々のハートを体育すわりがかわいい!
菅沼菜々さんといえば、指で作るハートと体育すわりがかわいいと評判です。
指で作るかわいいハートはよく見ると人差し指と中指を使っており、これが意外に難しいと話題になりました。
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今や代名詞となっている「体育すわり」はいろいろな場面で思わず出てしまうようで、これはショットを待つ間の体育すわりです。
この場面ではありませんが、グリーンを狙ったショットがオーバーして池ポチャになった後の呆然とした表情での体育すわりもかわいいと話題になりました。
オフムービー??#菅沼菜々(@suganumanana)選手の代名詞になりつつある”体育座り”??
ライブ配信はこちら▼
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??U-NEXT https://t.co/QmL6GKGM2G#JLPGA pic.twitter.com/TJLhzq8FUo— 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA) (@JLPGA_official) September 8, 2022
菅沼菜々はウェアもかわいい!
菅沼菜々さんは、デサントのブランド「ルコックスポルティフ」とウェア契約を結んでいます。
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ホステスプロの「デサントレディース東海クラシック」に出場した時の写真がインスタにありましたが、かわいいウェアです。
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菅沼菜々(すがぬま なな)のプロフィール
生年月日: 2000年2月10日 (24歳)
出身地: 東京都立川市
身長: 158 cm
体重:
血液型: AB型
出身校: 埼玉栄高等学校
プロ転向: 2018年7月28日(90期生)
趣味: 住宅展示場に行くこと
所属: あいおいニッセイ同和損保
菅沼菜々がゴルフを始めたきっかけは?
菅沼菜々さんのお父さんはゴルフが趣味で、アマチュアの競技会にも出るほどの腕前といいます。
お母さんもゴルフをするので、両親に連れられて幼い頃から練習場に通っていたのですが、5歳頃にボールを打ってみたところとても楽しかったので、それから練習するようになったとのことです。
ゴルフを教えてくれたのはお父さんで、コーチに指導を受けている現在でもお父さんにも教わっているとのことです。
また、お父さんはキャディとしてバッグを担いでいるとのことですから、家族の支えは素晴らしいものがあります。
中学時代の活躍
菅沼菜々さんは、立川市立第五中学校に通学していましたが、中学時代で上位に入った主な戦績は以下のとおりです。
- 2013年(中学2年)関東中学校ゴルフ選手権 2位
- 2014年(中学3年)スプリングジュニアチャンピオンシップ 優勝
- 2014年(中学3年)JJGA石川遼カップジュニアゴルフチャンピオンシップ 優勝
- 2014年(中学3年)関東中学校ゴルフ選手権 優勝
高校時代の活躍
菅沼菜々さんは埼玉栄高校を卒業していますが、在学時はゴルフ部に在籍していました。
埼玉栄高校はゴルフの強豪校と知られ、2018年・2019年の男子ツアーで賞金王となった今平周吾プロ、女子ではレギュラーツアー優勝4回の渡辺彩香プロなどを輩出しています。
また、2020年の日本女子オープンでアマチュアの高校生として双子で揃って予選通過し、その後プロになってレギュラーツアー優勝を果たした岩井明愛(アキエ)プロ、千怜(ちさと)プロが卒業した高校としても知られています。
菅沼菜々さんは高校入学時にもプロゴルファーをめざしてはいましたが、本格的にめざそうと決意したのは、2017年高校3年の夏の「日本ジュニアゴルフ選手権 女子15歳~17歳の部」で優勝を果たした時のことだそうです。
埼玉栄高校時代の主な戦績は以下のとおりです。
- 2015年(高校1年)JJGAサマーゴルフジュニアクラシック 2位
- 2015年(高校1年)埼玉県ゴルフ選手権 女子の部 優勝
- 2016年(高校2年)埼玉県ジュニアゴルフ選手権 優勝
- 2016年(高校2年)関東高等学校ゴルフ選手権 個人3位、団体優勝
- 2016年(高校2年)東日本女子パブリックアマチュアゴルフ選手権 優勝
- 2017年(高校3年)埼玉県ジュニアゴルフ選手権 2位
- 2017年(高校3年)日本ジュニアゴルフ選手権 女子15歳~17歳の部 優勝
プロテストに一発で合格
菅沼菜々さんは高校を卒業した2018年のプロテストを受験し、最終プロテストに進出して通算11アンダーの10位タイで見事一発で合格を果たしています。
20位までが合格となるプロテストは非常に厳しいものなので、合格できなかった時のために大学への進学も考えていたとのことです。
これは同じ谷間世代の面々との嬉しい集合写真ですが、合格時の順位は稲見萌寧プロより上です。
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プロデビュー後の活躍
菅沼菜々さんは、プロテスト合格の年に翌年のツアー出場権を争うクォリファイングトーナメント(QT)で13位となり、2019年度のツアー出場権を獲得しています。
プロデビューとなった2019年には30試合に出場して14試合で予選を通過し、5月に行われた「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」では通算9アンダーの7位タイに入るなどの活躍をしました。
2022年は33試合に出場し、トップ10入り15回、「リゾートトラスト レディス」「スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント」で自己最高となる2位に入る活躍を見せています。
初優勝にもっとも近いゴルファーの一人として注目されています。
菅沼菜々のスイング
ツアーに本格参戦した2019年のドライビングディスタンスは244.35ヤードで、97人中の16位ですから飛ばし屋といっていいと思います。
後ろからですが、インスタにドライバーショットの動画がありました。
女子プロゴルファーの中では体に恵まれているとはいえないかもしれませんが、地面反力を利用するスイングで飛距離を出しているようです。
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女子ゴルフペアマッチ選手権で山路晶プロと組んで優勝!
BS朝日で放送の「女子ゴルフペアマッチ選手権」の シーズン1(2020年3月~6月)で、1学年上の山路晶プロと組んで見事優勝を果たしました。
山路プロとは普段から仲よしのようです。
菅沼プロがきっちりとスコアをまとめ、山路プロが圧倒的な飛距離を武器にバーディーをとっていくという理想的なペアでした。
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体調は?広場恐怖症とは?
菅沼菜々さんは2020年の6月、自身のインスタで「広場恐怖症」という障害(病気)であることを公表しています。
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広場恐怖症とは、広い場所や閉ざされた場所を不安に感じる一種の不安障害とのことです。
「広場恐怖」という言葉から「広い場所が怖い?」と思ってしまいがちですが、狭い場所や閉ざされた場所も含まれるといいます。
症状の出方は人によって違い、多くのバリエーションがあるとのことですが、菜々さんの場合は自力で外に出られない状況になると発作が起きてしまうそうです。
これにはもちろん電車や飛行機などの公共交通機関も含まれるので、ツアーで移動の多い女子プロゴルファーという職業にとってはかなりやっかいな病気といえます。
菜々さんは、高校生の頃に初めてこの不安障害の症状が現れ、ある日、自宅から高校に行くための駅のホームで急に電車に乗ることができなくなったといいます。
その後しばらくの間、症状はあまり出なかったようですが、2018年7月のプロテスト合格後、再び症状が現れて、公共交通機関での長時間移動などに対して激しい恐怖や不安を覚えるようになり、「広場恐怖症」と診断されたとのことです。
レギュラーツアーに参戦した2019年以降、飛行機や新幹線での移動を伴う北海道や沖縄などの試合への出場は控えているようです。
「広場恐怖症」を公表したということはこの障害と向き合っていく決意を表明をしたということですから、がんばって克服し、ツアーで元気な姿をたくさん見せてほしいと思います。
プレーオフを制してレギュラーツアー初優勝!
菅沼菜々さんは2023年8月の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」で初優勝を果たしました。
本戦の17番までずっとリードしていたものの、最終18番の2打目をバンカー脇の深いラフに外し、一方で神谷プロが2打目をバーディチャンスにつけ、バーディ&ボギーで逆転優勝されるという絶体絶命のピンチを迎えましたが、難しいアプローチを見事に寄せてプレーオフに持ち込みました。
そして、プレーオフ2ホール目でバーディを奪い、黄金世代とプラチナ世代の間の狭間世代としては稲見萌寧プロに続いて二人目の優勝者となりました。
同じ病気を持つ人に希望を与えられたらというインタビューでの一言が印象的でした。
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