女子プロゴルファー・常文恵(つね ふみえ)さんは米ゴルフ界でトップアマとして注目されていた選手ですが、2017年から活動拠点を日本に移し、日本女子ツアーに参戦しています。
長身でスタイルのよい美人と評判ですが、インスタにアップされた画像がかわいいと話題です。
ここでは、常文恵さんの経歴やインスタ、スイングについて調べてみました。
常文恵はウェアもかわいい
常文恵さんは、「pingアパレル(ピンアパレル)」とウェア契約を結んでいます。
派手なデザインは好みではなく、スポーティで機能的なウェアを着ているとのことです。
それでも、日本のウェアはアメリカのウェアよりかわいいので、スカートを身に着ける機会も多くなったようです。
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常文恵のドライバーのスイング・飛距離は?
2016年頃の話になりますが、データ計測器トラックマンで計測したところ、常文恵さんの飛距離は平均257ヤードだったとのことです。
これは日本女子ツアーの飛距離では2位に相当する数値で、国内ツアーではトップレベルの飛ばし屋ということになります。
動画でスイングを見ると、170cmの身長を生かしたスイングスピードは確かにとても速いですね。
ただ、2019年のレギュラーツアー25試合に出場した文恵さんのドライバー飛距離は234.56ヤードで97人中64位に留まっています。
まだ日本のコースに慣れていないからなのかもしれませんね。
文恵さん自身も一番得意なクラブはドライバーだと言っているので、今後多くの試合に出場すれば本来の飛距離が出てくると思います。
ぜひ、170cmの長身から放つ豪快なドライバーショットをテレビで見せてほしいですね。
常文恵(つね ふみえ)のプロフィール
生年月日: 1999年5月7日 (25歳)
出身地: 富山県高岡市
身長: 170cm
体重: 52kg
血液型: O型
出身校: The First Academy(米国)
プロ転向: 2020年1月1日(92期生)
所属: 福地建設
趣味: 漫画、アニメ、読書、カラオケ
常文恵は日本生まれの海外育ち
常文恵さんのお父さんは上海出身ですが、日本の大学を出て日本企業に就職し、1997年に文恵さんのお母さんとともに日本国籍を取得しています。
そんな両親の元、文恵さんは1999年に富山県で生まれており、日本国籍を持つ日本人なのですが、日本で暮らした経験はほとんどありません。
お父さんの仕事の関係で4歳で米国に渡り、その3年半後、上海に渡ってそこで14歳まで過ごしています。
文恵さんの米国名(ミドルネーム)は「アリス」といい、英語、中国語も話すバイリンガルゴルファーです。
日本の漫画やアニメがとても好きで、コミックが並んだ書店に行くのも楽しみの一つだそうです。
日本のツアーに参戦した2017年時点では、お母さんといっしょに千葉県内の自宅で生活しており、お父さんは上海に単身赴任中とのことでした。
常文恵の読み方は?つね ふみえ?じょう ふみえ?
常文恵さんの名前の読み方ですが、自身のインスタでは「つね ふみえ」になっています。
JLPGA(日本女子プロゴルフ協会)の登録名のフリガナは、当初「じょう ふみえ」となっており、プロテスト合格時のインタビュー動画でも「じょう ふみえ」と名乗っていましたが、その後「つね ふみえ」に統一したようです。
ゴルフを始めたきっかけ
常文恵さんは8歳からゴルフを始めたのですが、きっかけがちょっと変わっています。
テニスが趣味の両親と毎週いっしょにテニスをプレーしていたとのですが、ある日、いつものようにコートへ出かけたところ雨が降ってきたとのことです。
そこで、隣にあったゴルフの練習場でボールを打ってみたところ、はじめてクラブを握ったにもかかわらず、ボールをうまくヒットできてけっこう飛んでいたようで、これを見た母親が「もしかして才能があるかも?」と思い、ゴルフを始めることになったとのことです。
文恵さん本人も「ボールを打つのが楽しい。」と思っていたので、抵抗なくゴルフを練習する気になったようです。
アメリカでトップアマの座に!
その後はゴルフスクールに通ったのですが、出場した中国国内のジュニア大会で次々と優勝し、14歳で本場米国にゴルフ留学をします。
そして、米国でも、2014年、15歳で初出場のUSGAアマチュアパブリックリンクスで見事優勝を果たします。
15歳2ヵ月での優勝はミシェル・ウィーに次ぎ史上2位となる年少優勝で、翌2015年の全米女子アマでもトップ16に入り、アメリカのスタンフォード大学から進学の誘いを受けたとのことです。
スタンフォード大といえば、あのタイガーウッズの母校ですね。
ちょっと年季の入ったゴルフファンだとトム・ワトソンの名前が浮かぶかもしれませんが、ゴルフはもちろん学業でも世界屈指の名門校として知られています。
文恵さんはゴルフだけではなく勉強もできる才媛のようですね。
その時は即答は避けたようですが、その後、「自分は日本生まれなので日本でプロになりたい」と思うようになり、日本でプロになる決意をしたとのことです。
2回目の挑戦でプロテスト合格
常文恵さんは、2018年の最終プロテストに進出したのですが、腰痛によって第4ラウンド途中で棄権し、この年の合格はなりませんでした。
でも、その年のクォリファイングトーナメント(QT)のファイナルに進出して41位に入り、翌2019年は単年登録で日本女子ツアーへの参加を果たしています。
2019年は25試合に出場し、最高位は17位タイで賞金ランキング94位という成績で、残念ながら翌年のシード権を獲得することはできませんでした。
その年もJLPGA最終プロテスト進出し、通算2アンダーの12位タイで2度目の挑戦でプロテストに合格を果たしています。
2023年まではシード権の獲得はなっていませんが、レギュラーツアーに定着し、シード権の獲得、そして初優勝が期待されています。
ゴルフサバイバル 2022年8月の陣で優勝!
常文恵さんは、BS日テレで放送の「ゴルフサバイバル 8月の陣」に、2020年4月の陣、2022年8月の陣、シーズン5チャンピオン大会の3回出場しています。
2020年4月の陣では4ホールで脱落しましたが、2022年8月の陣では最終ホールまで勝ち残り見事リベンジ優勝を果たしています。
2022年4月の陣~2023年3月の陣のチャンピオンが終結して行われた「シーズン5チャンピオン大会」(2023年3月末放送)にも出場しましたが、残念ながら4ホール目で脱落しました。
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女子ゴルフペアマッチ選手権で優勝!
常文恵さんは小滝水音プロとペアを組み、2023年2~3月にBS朝日で放送された「女子ゴルフペアマッチ選手権 シーズン10」で見事優勝しています。
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