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クラブ・ヘッドを自然落下【ゴルフスイング】メリットとやり方、ドリルを紹介

スイング改善

力んでいないスムーズなゴルフスイングを目指しているのですが、なんとかクラブ・ヘッドを自然落下させられるようになって目標に一歩近づいたように感じています。

まだ完璧にできるわけではありませんが、クラブ・ヘッドを自然落下させることには様々なメリットや気づきがありました。

ここでは、自分の経験に基づき、クラブ・ヘッドを自然落下させることのメリットとやり方・コツ、練習方法・ドリルについて紹介します。

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クラブ・ヘッドを自然落下させることによるメリット

自分の場合、クラブ・ヘッドを自然落下させらるようになって感じたメリットを紹介します。

インパクトゾーンでグリップが体近くを通る

自然落下によって切り返しで右手に余計な力が入らなくなったため、インパクトゾーンで体近くにグリップを通すことができるようになりました。

そのことによって、力の入れ具合の違いで起こるスイング軌道のブレが激減しました。

切り返しで右手に力が入るとスイング軌道がアウトサイドインになり、グリップが体近くを通ることはできないと思います。

グリップが体近くを通るようになったことには、クラブに効率的にパワーを伝えられる、クラブの操作性が向上するなどのメリットがあります。

ダウンスイングでタメができる

トップで力を抜くことができればグリップにも力が入らないので、コックをほどかずにクラブを下すことができ、左腕とシャフトが鋭角になるタメが生まれます。

このタメはダウンスイング中保持されますが、インパクト直前にリストターンによって一気に開放されてヘッドを走らせることができます。

クラブを引く動作を入れやすい

手に力が入った状態でクラブを引くのは難しいのですが、手の力が抜けている状態だと引く動作を入れやすいように思います。

クラブを引く動作を身に着けることには、飛距離アップやさらなるスイング軌道のなどのメリットがあります。

番手が違うクラブの感覚的な違いが少なくなる

ドライバーはともかくとして、ショートアイアンとユーティリティではスイングのイメージにかなり違いがあり、実際にそのように振っていました。

コースでいきなり打つのは不安なのでできるだけ多くのクラブを練習し、あまり練習できなかったクラブは使いませんでした。

クラブ・ヘッドを自然落下させられるようになってから、クラブの違いを以前ほど感じなくなり、どのクラブも同じようにスイングできることが多くなったように感じています。

ちなみに、5番アイアンがどうもうまく打てなかったのでユーティリティーに頼っていたのですが、3ヶ月ぶりに手に取って自然落下させる要領で打ってみたところ、7番アイアンと同じように普通に打つことができました。

この自然落下の効果はちょっと驚きでした。

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クラブ・ヘッドの自然落下でダウンスイング始動

自分の場合、ヘッドの自然落下でダウンスイングを始動しています。

バックスイングが完了し、トップからの切り返しでダウンスイングを始動しますが、そこには何かきっかけのようなものが必要になると思います。

ヒールアップをする人なら踵を下すことをきっかけにするのかもしれませんが、自分はヒールアップをしないので、ダウンスイングを始動するきっかけは「トップで力を抜く」ことにしています。

トップで力を抜くことで感じる無重力状態とは?

バックスイングで上方向だった力の向きは、ダウンスイングで下方向に変わります。

トップでは、ヘッドを上げるベクトル(方向を持つ力)とヘッドを下ろすベクトルがともに0(ゼロ)なります。

この時、一瞬ですがヘッドに何も力が加わっていない無重力のような状態が出現します。

この無重力状態を意識することによって、バックスイングからダウンスイングに移る切り返しのきっかけにしています。

この無重力状態から力を加えずにヘッドを自然落下させていき、ヘッドの落下に同調させて腰を回転させていきます。

最初はゆっくり落ち出したヘッドは最下点で重力によってそれなりに加速されますが、このヘッドが自然落下していく過程で効率的に力を加えてヘッドをさらに加速させていくようにします。

力を加えるには、手に力を入れるのではなく、腰の回転に合わせて左手でクラブを引く動きを入れていきます。

右手で押してしまうと力を入れたわりには思ったほど加速させられず、力が入っているように見えるのにヘッドが走っていないスイングになってしまいます。

クラブ・ヘッドを自然落下させるためのドリル・練習方法

自分がクラブ・ヘッドを自然落下させられるようになるために一番効果的だった練習方法は左右の片手打ちです。

それまでにも通常の両手打ちで力を抜くことに取り組んでいたのですが、なかなかうまくいきませんでした。

そして、それとは別に、インパクト後に左肘が引ける動きを改善するために基礎練習から始めたのですが、最初に取り組んだのが左右の片手打ちでした。

当初は力を抜くことが目的ではなかったのですが、片手打ちに取り組んだことで結果的に力を抜くコツが身に付き、ショートスイングやハーフスイングにこれまでになかった感覚で臨むことができました。

片手打ちについては、YouTube のいろいろなレッスン動画で見た「手ではなく体を使って打つ」「アドレスの位置にクラブを戻すだけ」ということはなんとか理解できたのですが、それだけではどうにもうまくいきませんでした。

右手はなんとか当たるのですが何か違うような…

左手に至っては、うまく当たらないどころか空振りする始末…

試行錯誤の末、力を抜いてヘッドを落としてみたところ初めてうまくヒットできました。

自分の場合、クラブを自然落下させるコツには両手打ちでは辿り着けず、片手打ちで辿り着くことができたのですが、このように片手づつ練習するのも一つの方法かと思います。

左片手打ち

右片手打ち

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