女子プロゴルファー・高橋彩華(さやか)さんは畑岡奈紗さんや渋野日向子さんと同じ1998年生まれの黄金世代に属しています。
同姓同名のギター奏者とダンサーがいるようなので少々ややこしいのですが、ゴルファーの高橋彩華さんです。
ここでは、女子プロゴルファー・高橋彩華さんのウェア、スイング改造、ゴルフ経歴について紹介します。
高橋彩華のウェアがかわいい
高橋彩華さんは「JUN & ROPE’」とウェア契約を結んでいます。
「JUN & ROPE’」はおしゃれの楽しさと高いパフォーマンスを支える機能性を兼ね備えていることで人気のあるブランドですが、可愛い系、かっこいい系などいろいろなウェアがあるので楽しみとのことです。
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高橋彩華のスイング
高橋彩華さんは、2020年のオフに下半身のトレーニングとスイング改造に取り組んだとのことですが、改造点としては、コーチの奥嶋誠昭氏と相談して、スイングをレイドオフにしたとのことです。
レイドオフとはトップでシャフトが飛球線よりも左を向く形のことで、それまではクロスシャフトの傾向があったためトップでシャフトが飛球線より右を向いていたとのことです。
2021年はこの改造スイングによって調子の波を少なくできて、効率性が上がったといいます。
もちろんトレーニングによってブレない下半身を作ったことも影響していると思いますが、何よりも結果が出ているので今後が期待できます。
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高橋彩華(たかはし さやか)のプロフィール
生年月日: 1998年7月24日(26歳)
出身地: 新潟県新潟市
身長: 162cm
体重: 55kg
血液型: A型
出身校: 開志国際高等学校、日本ウェルネススポーツ大学
プロ転向: 2018年7月28日(90期生)
趣味: 音楽鑑賞、買い物
所属: 東芝
高橋彩華がゴルフを始めたきっかけと中学での活躍
高橋彩華さんは、小学生時代には空手や陸上などをやっていたといいます。
10歳のある日、お父さんに連れられて行ったゴルフ練習場でボールを打とうとしたところ、止まっているボールに全然当たらなかったので、当てられるようになりたくてがんばって練習したとのことです。
小学6年から早くも競技に出場し始めて、中学生になってからは県内の大会で優勝できるようになったとのことで、以下の試合で優勝しています。
- 2011年、新潟県ジュニアゴルフ選手権
- 2012年、ヨネックスジュニア
- 2013年、新潟県ジュニアゴルフ選手権
見事な結果だと思いますが、県内の大会では成績が出せるものの、関東大会や全国レベルの大会では結果を残せなかったため、彩華さんはゴルフをやめたいと思ったこともあったそうです。
もっとも県外に出て競い合う相手が後の黄金世代の面々ですから、確かにたいへんだったと思います。
高橋彩華の高校での活躍
高橋彩華さんは新潟県の開志国際高校に進学しますが、ゴルフ部に入るかどうかかなり悩んだといいます。
そして、いったんは、ゴルフをやめて普通の生活に戻ることに決めたようですが、友人や周囲の方から絶対に辞めないほうがいいと説得され、とにかく高校3年間はゴルフを続ける決心をしたといいます。
でも、いざ高校のゴルフ部には入ると、プロを目指す方に心は動いていったとのことです。
1~2年の間はなかなか結果が出なかったようですが、3年になってからは数々の試合に優勝します。
- 2015年、新潟県ジュニアゴルフ選手権
- 2016年、ヨネックスカップ
- 2016年、新潟県知事杯
- 2016年、トゥルービジョン国際ジュニア選手権
そして、2016年の「日本女子アマチュアゴルフ選手権」では、畑岡奈紗さんを3打差をつけて12アンダーで見事優勝を果たします。
この時は、トップ10に吉本ひかる、吉田優利、西村優菜、古江彩佳、吉本ここねらの選手が名を連らねており、まるで2020年のプロゴルフツアーのリーダーボードを見るようですね。
高橋彩華さんは、高校3年の時、2016年後期のナショナルチーム入りしています。
この時のチームメンバーには同じ黄金世代の畑岡奈紗選手、新垣比菜選手らがいました。
プロテストは2回目の挑戦で合格
高橋彩華さんは高校卒業後の2017年のプロテストを受験し、最終プロテストに進出しましたが、6オーバーの53位タイで不合格となっています。
2018年の2回目のプロテストでも最終プロテスト進出を果たし、19位で見事合格しています。
渋野日向子プロも2017年不合格で2018年に2度目の受験で合格しており、同期ということになります。
これは1学年下で同期となった稲見萌寧プロとのツーショットです。
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プロデビュー5年目で悲願の初優勝!
高橋彩華さんは、何度も優勝争いをするも肝心なところボギーが出てくずれるなどしてことごとく跳ね返されてきましたが、2023年4月開催の「フジサンケイレディスクラシック」にて12アンダーで悲願の初優勝を果たしました。
この試合でも初日からトップを走り、1打差のトップで最終日を迎えたのですが、一時逆転されるという苦しい状況からくずれずに再逆転して、黄金世代11人目の優勝者となりました。
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